こんにちは~!
連休いかがお過ごしですか?
松山はだいぶ暖かいです。
日も伸びて、活動しやすい時期になりましたね。
さて、日々子どもたちの学習を見ていて
読解力の足りなさを感じています。
どんな科目にしろ必要になるのが読解力です。
読解力というのは、言い換えれば、
相手が何を言いたいのか見抜く力です。
たとえば、設問には必ず問題文があります。
この問題文には実はヒントが満載なのです。
正解の答えを導き出すためのヒントをリード文(答えに導く文)とも呼びます。
リードというのは聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか?
犬の散歩とかで使うあのヒモのようなものです。
あっち行ったり、こっち行ったりしないように飼い主が
犬を導いていますよね。
あれがリードと呼ばれます。
設問の答えを出すときにも、答えの方向性があっちこっちに
行ってたら困ってしまうので、必ず答えを導き出すためのヒントが隠されています。
それをリード文と言います。
目の付けどころと言ってもいいです。
読解力とはこのリードという目印を見つけることです。
リードの先には犬がつながれているように
設問のリードも答えにつながっています。
では、このリード文を見抜く力を養うためには何が必要でしょうか?
理科や社会というのは、重要な言葉を覚えていれば点数がとりやすい科目でありますが、リード文というのはその重要な言葉にくっついている文のことです。直前についているものがほとんどです。
たとえば、中学3年生の公民の教科書では「バリアフリー」という言葉出てきます。
このバリアフリーという言葉を答えさせるためにどんなリード文を埋め込むか分かりますか?
「高齢者や障害者の移動や建物の利用などがしやすい」というリード文が必ずついてきます。
この太字にした部分がリード文と呼ばれます。
リード文というのはあくまでもヒントですから、その問題ごとに隠れています。
10問あれば10個のリード文があります。
このヒントを見つけられると、相手が何を言いたいのか(=何を求めているのか)が分かるのです。
繰り返しになりますが
リード文というのはキーワードの前についていることが多いです。
ということは、ただキーワードを覚えるだけではなく、そのリード文も覚える必要があるということです。
読解力というと長い文章を読み、言いたいことが何なのかをとらえることだと思うかもしません。
それも間違いではありません。
しかし、それと同様に、設問を読み解く力、これも読解力といわれます。
リード文を意識して成績UP☆を目指しましょう。
ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com
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