2012年4月30日月曜日

リード文を見抜いて成績UP

こんにちは~!


連休いかがお過ごしですか?


松山はだいぶ暖かいです。


日も伸びて、活動しやすい時期になりましたね。



さて、日々子どもたちの学習を見ていて
読解力の足りなさを感じています。


どんな科目にしろ必要になるのが読解力です。


読解力というのは、言い換えれば、
相手が何を言いたいのか見抜く力です。


たとえば、設問には必ず問題文があります。
この問題文には実はヒントが満載なのです。


正解の答えを導き出すためのヒントをリード文(答えに導く文)とも呼びます。



リードというのは聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか?



犬の散歩とかで使うあのヒモのようなものです。



あっち行ったり、こっち行ったりしないように飼い主が
犬を導いていますよね。



あれがリードと呼ばれます。



設問の答えを出すときにも、答えの方向性があっちこっちに
行ってたら困ってしまうので、必ず答えを導き出すためのヒントが隠されています。


それをリード文と言います。


目の付けどころと言ってもいいです。


読解力とはこのリードという目印を見つけることです。



リードの先には犬がつながれているように
設問のリードも答えにつながっています。



では、このリード文を見抜く力を養うためには何が必要でしょうか?



理科や社会というのは、重要な言葉を覚えていれば点数がとりやすい科目でありますが、リード文というのはその重要な言葉にくっついている文のことです。直前についているものがほとんどです。



たとえば、中学3年生の公民の教科書では「バリアフリー」という言葉出てきます。


このバリアフリーという言葉を答えさせるためにどんなリード文を埋め込むか分かりますか?


高齢者や障害者の移動や建物の利用などがしやすい」というリード文が必ずついてきます。


この太字にした部分がリード文と呼ばれます。


リード文というのはあくまでもヒントですから、その問題ごとに隠れています。


10問あれば10個のリード文があります。


このヒントを見つけられると、相手が何を言いたいのか(=何を求めているのか)が分かるのです。


繰り返しになりますが
リード文というのはキーワードの前についていることが多いです。


ということは、ただキーワードを覚えるだけではなく、そのリード文も覚える必要があるということです。



読解力というと長い文章を読み、言いたいことが何なのかをとらえることだと思うかもしません。



それも間違いではありません。



しかし、それと同様に、設問を読み解く力、これも読解力といわれます。



リード文を意識して成績UP☆を目指しましょう。



ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com

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