不登校の子どもたちと接してきて思うこと
どうしてここまで勉強を放っておいたのかな?
誰も気づかなかったのかな?
サポートしようとする人はいなかったのかな?
たとえば中学生になってから不登校になり
現在中学3年生の子どもであれば
中1、中2の2年間分がまるまる抜けてしまっていたりするわけです。
これを取り戻すというのは並大抵のことではありません。
学校に通っていればおおまかにいって
1日5時間×200日=1000時間
勉強しているわけです。
これが2年になると、2000時間です。
実は学校に行ってそれなりに授業を受け、勉強をしているだけでも
かなりの学習量になっているんです!
ふつうに学校に通っているときはこういったことには気づきません。
そう考えると、義務教育というのは恵まれています。
公立学校であれば授業料もかかりませんし、
とにかく授業に出れば学ぶことができるのです。
漢字が読めない
簡単な計算の仕方が分からない
なによりも「自分はできない」というネガティブな想いを
子どもに抱かせてしまうことが問題です。
そういったネガティブな想いは本来まったく必要ないのです。
できない子はいません。
みんなできます。
必ずできるようになるのです。
ただ理解が早かったり遅かったりするだけなのです。
理解の仕方も子どもによって違います。
その理解の違いを受け入れながら
その子のニーズを満たしていくこと。
目の調子が悪い人に鼻炎薬を与えてもしょうがないのです。
そんなことをすれば、お医者さんはやっていけません。
教育というのもまったく同じです。
その子が必要としているものを見て与えていくのです。
不登校の子どもたちの多くは勉強にかんして
「自分はできない」と思っています。
でもそうじゃないんだよ
ホントはできるんだよ
そのことにみんな気づいてもらいたい
そんなふうに思います。
ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com
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