17日に全国で小学6年生・中学3年生の学力テストがありました。
今回は国語、算数・数学に加えて理科が初めて実施されましたね。理科離れの実態を把握する目的もあるようです。
内容の方はというと、全教科とも「脱ゆとり」を意識した新学習指導要領に沿って、思考力や判断力を問う問題が出されています。そのなかでも特に理科は白熱電球とLED電球の省エネについて取り上げたりと、日常生活に根ざした問題もありました。
普段の生活において、疑問や問題意識をもっているかどうかもチェックできる内容になっていると思います。
とはいえ、問題を作成した国立教育政策研究所も説明しているように、「論理的思考と判断力」、そして「知識を活用する力」があるかが問われています。
これらの力は一朝一夕で身につくものではないので、子どもたち一人ひとりがこれまで身につけてきた実際の学力が出来・不出来として結果に表れてくるのではないでしょうか。
学力というのは才能ではありません。
どれだけの時間を学習に費やしてこられたかという点がまず最初にあります。やはり1000時間勉強している子どもと100時間しか勉強していない子どもでは、それだけの差が明確に表れてしまうのです。
その基礎学力を土台としたうえで、次にステップアップとして来るのが、創意工夫であったり、効率化であったりします。が、最も大切で最も大変なのが、土台固めに当たる地道な努力です!
当たり前のことなんですけれども、まずはしっかり勉強する時間をコツコツ作っていくこと。これを子どもたちには常に心に留めておいてもらえればと思います。
全国学力テストの問題と正答は
こちらから
ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com
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