突然ですが
子どもって、誰に一番似ると思いますか?
お父さん、お母さんですね。
いまの時代では、身近にいる人と言った方がいいでしょうか。
なかにはお父さん、お母さんがそばにいない子も多いですよね。
子どもは親に似る、これ、案外感じていない人が多いかもしれません。
あんまりにも身近すぎると、距離をおいて見られなかったりしますからね。
ところが、周りの人からすれば、一目瞭然だったりします。
この子にこの親あり。
といった感じを受けると思うんですね、第三者からすると。
モンスターペアレントなんていわれる親御さんがいますよね。
学校側でも対応に困ってしまう、ある意味で常識が通用しない?親御さんですね。
そういう親御さんを見て、なるほどなあと納得する先生も多いわけです。
何がなるほどなあ、かというと、その子どもの学校での普段の様子を思い出しながら、この親御さんであれば、子どもが問題行動を起こすのも無理はないかなと。
モンスターペアレントがいいとか悪いとかの話ではありません。
もちろんそうならないように、相手の立場に立ってモノを見られるようになる必要は誰にでもあるのですが、それよりも考えてみたいのは、親と子どもというのはある意味で鏡のようなものだということです。
親が親切であれば、子どもも親切になります。
子どもは親の背中を見て育つとも言いますよね。
親が誰かに親切にしているのを見れば、まるで鏡に映ったかのように、その子は人に親切にし始めます。子どもの周りにいる人たちは、実はものすごい影響力を持っているんです。
もちろん、たまには子どもも失敗したり、間違えたり、誤ったことをしたりします。
それらは親のマネをしてやっているというよりも、自分がどうするべきなのか、正しいこと、より善いことは何なのか知らないことから来るのです。なので、そういったときにはしっかり指導する必要があります。
その指導がされないということは、子どもにとって恥ずかしいことなのです。
子どもだけではないんですよ。
子どもを通して、そういう親だと周りの人に判断されるわけですから、親御さんも恥ずかしいのです。こういった判断は、周りの人は本人の前で口にしませんから余計に恥ずかしいのです。
親というのはそういう意味では大変ですよね。
自分自身だけではなく、その子の言動によっても自分が判断されてしまうわけですから、ある意味で自分が何人もいると思ってもいいのかもしれません。
しかし大変だからこそ学ぶべきこともたくさんあるのです。
親というだけで素晴らしいと思います。
親のみなさまは本当に大変なことをやられているわけです。
我が子についていろいろな悩みや不安があると思います。
子どもにどう接したらいいのか分からないという人もいると思います。
そういうときには、親と子は鏡であることを思い起こしてみてください。
親がどういう姿を見せるのか。
自分は子どもに見せられる姿であるか。
そういう視点に立ったとき、おのずと道は開けてきます。
親も子どもと一緒に成長し、学びあう者同士であるということ。
みなさまがお子さまと素晴らしい関係を築ければ、これほど嬉しいことはありません。
ねっと学習教室
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