2012年5月1日火曜日

考える力って何に役立つの?

こんにちは!


連休の中日ですね。


今日、明日お休みの方は9連休、10連休という人も!?


さてさて

あなたにとって勉強する意味ってなんですか?
 


子どもたちはどうして勉強するのか分からない


そして、親世代の方たちは自分がどうして勉強していたのか何十年前のことを振り返る


でもなんだかはっきり分からない


これが実際のところじゃないでしょうか。


だけど、なんで勉強するのか分からないといっても、それぞれ思うところはありますよね。


「将来のため」


「いい会社に入るため」


もしくは、親に「勉強しなさい」って言われるからという人もいるかもしれない。


「自分を高めるため」という答えは、なるほどとも思います。


これらは言ってみれば、努力の部分です。


やっぱり人間努力が必要です。何もしないで、うまい汁だけ吸おうと思っても、そううまくはいきません。


まずは自分を高めるために勉強していく。そのなかで、結果としてイイ高校とかイイ大学とか、イイ会社とかそういったものにつながるかもしれない。


しかしながら目的と手段でいえば、これらはまだ手段です。通り道ともいえます。


じゃあその先は何があるかというと、やっぱりそれは人々の幸せに貢献できるかどうかということが出てきます。


勉強がどうして人の幸せに役立つか。


数学の計算問題とか歴史で覚えた言葉などは社会に出たらもう全然使わないじゃないかと思う人もいます。



そういう定理とか言葉などは、頭を使って考えるための積み木みたいなものです。


子どものころに積み木で遊んだ人もたくさんいらっしゃると思います。


積み方によってさまざまなお城や怪獣とか、そういったものを形作っていくわけです。


積み上げたものを手で払ってしまえば、崩れて何も残りません。


だけれども、このときに残っているものがあって、それが何かというと、どんなふうに積み上げたら何ができるか、という思考力です。中学校で習った定理や言葉を忘れてしまっても、この思考力だけは努力した分だけ必ず残ります。



考える力というものは目に見えないものです。



ところが、その考える力というものが頭や身体に、コップに水がたまるように、たまっていくのです。



この考える力は何のために身についていくのかというと、それは決して他人より偉くなるためだとか、他人より優れていることを示すためだとか、お金をたくさん儲けるためだとか、そういったことでないのです。


お金儲けは別に悪いことではありません。



この考える力というのは、どうしたら人を幸せにできるか、という方向性において役立てられたときに初めて意味をなすものです。



勉強することは考える力を身につけるということです。


そしてじゃあ何を考えるときに、一番その力が役立つかと言えば、人の幸せを生み出すことに使われたときに、最もその力を発揮するということなのです。



これからの社会を担う子どもたちがより多くの人々を幸せにしていけるよう願っています。




ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com




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