こんにちは!
子どもたちの個性を生かそうとするとき、現在ある学校ではその子に対応できない場合があります。
たとえば、特別支援学級の子どもたちの中には、全日制の高校に進学できたとしても、周りの子どもたちになじめなかったり、環境があわなかったりして、中退してしまう子どもがいます。
これは、そういった子どもたちが悪いのでは決してありません。
そういった子どもたちが喜びをもって学んでいける環境が整っていないことが問題なのです。
学ぶ機会というものは全ての子どもたちに平等に与えられることが望ましいですよね。
その学校になじめなかったり、環境が合わないのは、子どもがなじもうという努力をしていないとか、なまけているということではありません。
本来、学校というものは、それぞれが選ぶことのできるものであります。すべての子どもたちが自分に合っていると思える学校を選べるようにしていく必要がありますよね。
いまはまだ選べるほどの選択肢もない中から、より多くの子どもたちが進んでいく選択肢が一般的だと受け取られています。
それ以外の選択肢を望んでいる子どもたちもある意味仕方なくそれを選ばざるを得ない状況です。
そんななか、一人ひとりの個性を最大限に発揮できるような高校もだんだん増えてきています。
通信制単位制の高校がそうですね。
通信制単位制の高校では、独自のカリキュラムを作っているところがほとんどです。
たとえば、各科目の勉強よりも、自分の興味や関心から授業のカリキュラムを作り、自分が学びたいことを学びながら個性を伸ばして高卒資格を得られるところもあります。
また、なかには、ダンスや騎手、ヘアメイクなどの技術を身に付けながら、高卒資格が得られる高校もあるのです。
全日制の高校では、考えられないことかもしれませんが、実際そのような学校で充実した学びをしている子どもたちもいます。
すべての子どもたちが、それぞれにあった学び方ができるような社会を望んでいます。
ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com
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