
子どもたちに「どうして勉強するの?」と聞いてみると
「自分のため

「いい学校に入るため

「なんとなく

それぞれ答えが返ってきます。
どうして勉強するんでしょうか

勉強って何の役に立つの

数学の公式や英語の文法なんて、大人になったら使わないじゃん

ホントにそうですよね

もし勉強する本当の意味が、そういった公式や文法を覚えることでなかったらどうでしょうか

勉強というのは考える練習です

訓練といってもいいかもしれません。
内容を覚えることがメインではないのです。
これは極端な言い方になってしまうかもしれませんけれども、内容は何でも構わないのです、考えるきっかけになりさえすれば。
教科書の練習問題に取り組んでいるとき、実は子どもたちは様々なことを考えています。
問題の答えを導き出すために、考える時間を過ごしているのです。
ここで養われた考える力が大人になってどう役立つかというと、仕事や家庭などを通して、どうしたらより多くの人々が幸せになっていくのか、を考えることに役立つのです。そして、その考えをどうすれば形にして表すことができるか、また考えます。
しかし、考えるといっても、そんなに難しいことではなく、もっとシンプルなことなのです。
人を許すことができるか、生かすことができるか。
もっと簡単なことでいえば、笑顔で接することができるか、やさしい言葉をかけることができるか、そういったささいな日常の行いこそが周りの人を幸せにします。
愛をなすために必要なことを考えるのです。
ひとりの人が成長し、感謝や愛というものを周りに還元し始めることで、そのほかのたくさんの人たちも幸せになり、くわえてその人たちの成長も促されます。
そんなふうにして、幸せの循環していく環境を生み出す方向に考える力、すなわち創造力を生かすことが、本人はもちろん、すべての人たちを幸せにしていくことにつながります。
そのような愛の創造力により多くの子どもたちが目覚めていくよう、心より願っております。
ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com
0 件のコメント:
コメントを投稿