2011年10月31日月曜日

不登校について

みなさまこんにちは。

今日で10月も終わりですね。
今年もあと二ヶ月と思うと、月日の流れの早さを
感じずにはいられませんね。

今日は不登校について触れたいと思います。





不登校のきっかけは、その子の置かれている状況によってさまざまですが、その多くが「学校」に関わることです。

・友人関係
・学校の成績
・教師との関係
・部活動

など学校生活において、うまくいかないことがあったときに、学校に行かなければいけないことがストレスとして表れてきます。夜はなんともないのに、朝になると身体の調子が悪くなったりするのはその典型です。それからだんだんと休みがちになっていき、不登校になることが多いように思います。

子どもにとっては学校生活でうまくいかないことが一つの引っ掛かりとして感じられている状態です。それにどう対応すればいいのか分からない状況といっていいのかもしれません。本人が一番悩み苦しんでいるのは間違いありません。




中学生になると、小学生に比べていじめや不登校が格段と増えるというデータが出ています。勉強面や人間関係など環境の変化が大きいことがその理由として考えられますが、思春期という多感な時期を迎えて、どう子どもと接したらいいのか悩まれる親御さんもいらっしゃると思います。

不登校のきっかけになった出来事をどうクリアしていくかは、最終的には本人が悩みながらも答えを出していくことです。子どもがその答えを見つけ出せるように、私はあなたの味方であるよと、温かく見守ってあげていただければと思います。学校に行けないことが怠けているだけだとか、無理強いや非難するようなことはせずに、共感の姿勢を示すことが大切です。

また、学校の先生との協力も大事なことです。
子どもによっては、学校のことに深く介入されることを嫌がる場合もありますから、先生に相談などするときは、一言お子さんに相談してもいいか確認しておくといいかもしれません。

こういった声かけに対して、反応を示さなかったり、無視されたりすることもあるかもしれませんが、しっかりと適度なコミュニケーションの投げかけを繰り返すことで、お子さんの方でわずらわしいと感じることがあったとしても、それと同様に気にかけてくれているという安心感も覚えています。

家庭というものが安心して自分らしくいられる居場所であることが、不登校を抜け出すうえではとても大切です。子どもが自己肯定感を高められるように、日ごろから良いところを見つけては褒めるようにしていただければと思います。褒められることで子どもは愛情というものを感じます。たっぷりと愛情を注がれることで、また再び外に出て行く元気がたまってきます。




子どもが不登校だった親御さんたちの話に共通していることが一つあります。それは親御さんの意識が変わると、それに引き連れられるようにして子どもも良い方へ変わっていくということです。

子どもの不登校をなまけだと捉えたり、否定的な言葉を投げかけたり、世間体を気にしていたり、そういった想いを持っている限り、決して子どもは変わりません。そういう想いを子どもは敏感に感じ取っています。子どもの状態をありのままに受け止めるということ。子どもの苦しさを受け入れるということ。理解を示すということ。まずは親御さんが変わらなければならない場合も多いのです。

親御さんの意識が変わったことを子どもはどのように判断しているかというと、親御さんの言動です。「あなたなら絶対に大丈夫」「ありのままのあなたでいいんだよ」といった肯定的な言葉や、生活の中で子どもと話をする時間をしっかり作ることなどによって、お子さんにも徐々に変化が現れてきます。

学校に行かない、行けないということが、お子さんにとっても親御さんにとっても一つの学びとなります。そういった辛い時期を乗り越えていくことはとても大きな学びです。そういった学びを与えたくれた子どもに感謝する心持で、大きな広い心で受け入れて接してあげていただければと思います。


オイカワ



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