みなさまこんにちは、オイカワです。
寒いですね~、松山。
先日、沖縄に行かれた方が
「セミ鳴いてたよ」とおっしゃっていて
気温も27℃とかあったようです!
紅葉どころじゃないですね。
勉強のできる子とできない子の違いってなんだろうと考えていました、最近。
というのも、去年教えていた生徒が、いま高校1年生なのですが、理科のテストでよろしくない点を取ってしまって(笑)、教えてほしいとこのまえ教室にやってきたので見ていました。
どうも覚えられないということなんです。
そのテストの模範解答を見てみたら、覚えなきゃいけない言葉を覚えていれば点数が取れるものでした。
なので覚えていれば点数は取れるんだけど、覚えられないと。
もともと勉強は好きじゃないほうなので、僕は去年の教える大変さを思い出しながら(苦笑)、それでも彼女はがんばって志望校の公立に受かったのだから、ホントによくがんばって素晴らしいのです。
「あのときの大変さからすればたいしたことないじゃない」と言ったものの、本人からすればやっぱり大変なんですよね。
勉強のやり方というものは、人それぞれが自分で見つけていかなければいけないものです。
覚え方ですね。でも、覚えたくないんですよね、人間興味のないことは。
それもよく分かる。でも覚えなきゃテストに通らない。これはもう教育の制度というものが子どもに合ってないということですよね。興味のないことで評価されるという。ある意味で無理強いといってもいいかもしれません。
まあもちろん、興味のないことでも我慢して覚える、ということが大切だと考える方もいらっしゃるでしょうし、私たちはそうやってきたという方もいらっしゃるでしょうし、何があとで役に立つか分からないんだから、とも言えるわけです。
興味のあることで評価される流れといいますか、評価というものはあってもなくてもどちらでもいいんですが、大事なことはその子が伸びていきたい方向で学んでいける形を整えていくことだと思います。
通信制のアットマーク明蓬館高校などは、定期テストもなく、すべてその子の興味関心による成果物が評価対象になります。
そうなると先生の方もなかなか大変です。
まったく自分が普段関わっていない分野、分からないところから出てきたものを評価しなければいけないので、先生の方もひじょうに鍛えられていく。
上下関係ではなく、対等な横位置の関係のなかでどちらも進歩していく。
勉強のできるできないについて、もっと具体的なことをいえば、勉強のできる子というのは、モノとモノのつながりをとらえることができている子です。
たとえば「オゾン層」というものを覚える必要があるとき、「オゾン層」という言葉にはさまざまなものがくっついてきます。
地球をおおっているものである
オゾンはO3と表現される
紫外線を吸収する
→生物が陸上で生活できるためのきっかけになった
などなど、なにかを覚えるということは、それにかかわるつながりを把握する、押さえるということです。
「オゾン層」を覚えたいからといって、念仏のように「オゾン層オゾン層オゾン層オゾン層」と唱えていたからといって、「オゾン層」を覚えられるわけではないのです。
覚えるということはそれが何なのかを知ることでもあります。
このモノとモノのつながりをどのようにしてとらえるか、ということの方法は自分たちそれぞれで身につけていかなければいけません。この人に合うから他の人にも合うというものではないのです。
このつながりを捉える力を身につけるのに役立つだろうなと思うのが、ジグソーパズルです。
1つのピースを、全体をイメージしながら少しずつ結び付けていく遊びです。似たようなものであればなんでも構いません。つながりというものを体感できるもの。
そうしたものから、自然と子どもたちはモノとモノのつながりの基本の形を学び取っていきます。
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