みなさまこんにちは。
台風の被害が各地で出ているようですね。
お住まいの地域は大丈夫でしょうか?
川の氾濫や土砂災害など、十分にお気をつけください。
松山も今は落ち着きましたが、昨日まで雨が非常によく
降っていました。
今日は個性というものについて触れてみたいと思います。
みなさまは個性と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
「個性を大切にしなさい」と言われてきた方もいらっしゃるでしょうし、逆に「個性を大切にするんだよ」と子どもや周りの人におっしゃっている方もたくさんいらっしゃると思います。
個性というのは何でしょうか?
個性というのは、僕にはこんなふうに思われるのですが
人と違っていること、ではないかなと。
まったく同じ個性を持った人はいないので
すべての人がその人らしい、素晴らしい特徴を
持っているわけです。
子どもはもちろんですし、子どもに限らず、
人間や動植物など生命のあるものはすべて
他にはないその人、そのものらしさを持っています。
人と違っているということは、なかなか大変なことでもありますよね。勇気がいることもあります。
自分としては、こうありたいのだけれども、
周りはどうやらそうありたい、そうあって欲しいとは
思ってくれていないときなどは悩みます。
お子さん自身はこっちに進みたいんだけど、
親御さんは別の方に進んでほしいと思っているときなどは、
お子さんも親御さんも悩みますよね。
また、他の多くの人が持っている価値観の中では、
幸せになれない、生きがいを感じられないという人も
いるでしょうし、それ以外の価値観を認められない
ような環境では、本人は息苦しさを感じてしまいます。
個性というものは人と違っていること、ですから
もちろん自分と相手は違っているわけです。
これはあまりにも当然過ぎて、そんなのは当たり前じゃないかと
思えるのですが、自分と相手が異なる個性を持った人間である、
ということがはっきり認められるようになると、相手の考えや性格などが自分とは合わないから受け入れられない、ということにはなりません。
むしろ、違うからこそ素晴らしい彩りだとも言えるわけです。
花屋さんなどに行くと、色とりどりの花々が
本当に美しく並んでますよね。
そのどれかを見て、もちろん好き嫌いは
みなさんあるでしょうが、この花はダメだ、とか
あれは捨ててしまえばいい、とか
そんなことは思わないんじゃないでしょうか。
いろいろな人がこの世の中にはいますよね。
本当にそれはもう驚くくらいいろいろな方がいるわけです。
そのいろいろというのはすべて個性なわけです。
その個性、というのは、人それぞれの違いですけれども
違っているということは素晴らしいと思います。
もちろん、いろいろな個性というのは違っているから
素晴らしいわけですが、方向性としては実はみんな
同じ方を向いている必要があるんじゃないかとも
思われますよね。それはどういった方向かといえば、
愛ですよね。愛の感じられる方向でないと困ったこと
になるわけで、たとえば、個性を発揮するために人を
傷つけたりするのは間違っているわけです。
ただ、そういった愛の感じられない方向、
誰かを傷つける方向性の中でこっちに来たらダメなんだ
ということが学べればそれは素晴らしいことです。
実際、ちょっとした言動で、恥ずかしながら僕自身今までに
いろいろな方を傷つけてきたことは知らず知らずのうちあるわけでして…。
これは良くないんだなとそこから学ぶのも人間であります。
人間というのは、本来の姿は魂で永遠ですから、
ずっと学びながら成長していければいいわけです。
人が自分とは違った素晴らしい個性を持った人間であるということは、反対にいえば、自分は素晴らしい個性を持った人間である、とも言えますよね。
人の素晴らしい個性を認められるようになると、
自分の素晴らしい個性も認められるようになります。
自分自身という人間が、他人と同様に、他の人とは違うステキなものをすでに持っているということに気づくと、どんどんステキな人になっていき、そういった個人の気づきを介して、他の人たちも自分の個性に気づいていくという個性の開花というものの循環が起きてきます。
学校というのは、そういう場所であるといいですね。
学校に限らず、自分の個性に気づいていく年頃の子どもたちは
そういった個性の開花が循環している場所で過ごせるといいですね。
オイカワ
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