
今日は梅雨明けかと思えるような


もう夏がやって来ますね











週に一度、不登校の中学生の勉強を見ているのですが、「勉強」についていろいろと考えさせられます。
「勉強」って言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか?
良いイメージも悪いイメージもあると思いますが、「大変」とか「面倒くさい」とか、そんなネガティブなイメージも確かにありますよね

良くなっていくためには、苦労もついてきます。
そういう意味で、勉強することも、知らないことを知って、考える力を身につけ、そうやって学んでいくうえで、大変なことも多いです。
こういった大変さによく耐えられる子どももいれば、あんまり耐えられない子どももいます。
たとえば、山登りをしていくときに、山頂目指して山道を上がっていくのは苦労します

どんどん登っていく人はどんどん進んでいけばいいですし、ゆっくり登っていく人は途中で休憩したり、自然を眺めたり、思い思いに上がっていけばいいですよね。
同じように、勉強も思い思いに進んでいった方が本当にその人の力になるんじゃないかなと、思います。
中学1年生なら中学1年で学ぶ内容があります。「1年間でここまで学びましょうね」というテーマです。
そのテーマをたとえば、2年、3年かけて学ぶことはノロノロしてると言えるでしょうか。
極端なことをいえば、10年、20年かけて学んでも構わないはずです。本人がその時間と結果に責任を持つ、「自分でまいた種を自分で刈り取る」のであれば、どんなにそれが回り道に思えたとしても、周りは本人の成長を願って待つことが大切だなと思います。
もちろん、アドバイスやナビゲートも大切ですが、最終的には本人の意志を尊重できるよう、余裕を持っておおらかに接していきたいですね。
周りからしたらこの社会で生きていくには不利になると思えるようなことでも、案外本人にとっては大きな学びになっているのかもしれません。
ねっと学習教室
http://www.nsc-3860.com
0 件のコメント:
コメントを投稿