先日、フェイスブックにて
NPO高卒支援会さまが不登校についての
アンケートを実施しました。
以前にもご紹介しましたが
代表の杉浦さんは26年間、不登校や高校中退の
救済をされてきた方です。
これまでの救済経験を踏まえて
勉強ができるようになって自信がつくと
不登校から立ち直る子が多いそうです。
今回は文部科学省が設置している
適応指導教室(不登校の居場所)についての
問題提起としてのアンケートでした。
ねっと学習教室としてアンケートに協力させて
いただきまして、以下はそのアンケート結果です。
今回もさまざまな方からコメントが集まりました。
お子さんが不登校だった親御さんからのコメントなどもあり、
みなさまがどういった想いで不登校に向き合い
また、より良い方向へ進むためにはどうすればいいのか
有意義なアンケートになったと思います。
不登校になる理由は人によってさまざまです。
クラスメイトとのコミュニケーションがうまくとれない、勉強がついていけない、また、発達障害を持たれている人もいます。
そういったさまざまな理由があるなかで
やはりそれぞれが幸せに生きられない現状というものが
あるように思います。
既存の価値観や社会のシステムでは
自分の幸せというものを見出せない、追い求めることが
できないといった「生きにくさ」といったものを感じている
人たちが不登校という形として表れてきている。
そのように感じています。
そういった「生きにくさ」といったものがどこから生まれて
くるかというと、これはやはり幸せの多様性が広がっていない、
もっと強くいえば、認められていないことからじゃないでしょうか。
「生きにくさ」というのは自己否定感につながるもので
自分はそっちでは幸せになれないんだけれども
周りがみんなそっちに行くから仕方なく……、とか
半強制的に一つの価値観を押しつけられてしまうような
ホントはそうじゃないのに! という叫びが聞こえてきそうな
状況があるように思えます。
すべての人々がみずからの幸せを感じられる、つまりは、
みんなが自己肯定感を覚えられるような社会にしていく。
そういった流れに世の中が変わっていく必要があります。
そして実際ですが、大震災などをきっかけにしながら
少しずつそういう方に動きつつあるように感じています。
自分が存在している意味がある、自分は生きていていいんだ、
という感覚が自己肯定感ですよね。
こういった感覚は、自分が誰かの役に立っている、自分でも
世の中に貢献することができていると思えることで
感じられるものかもしれません。
こういった気持ちというのは自分で気づいているかどうかは
ともかく、人間誰の中にもあるものではないでしょうか。
大震災で自分も何かをしなきゃという想いになった人は
多いと思います。亡くなられ、現在でも不自由な生活を
強いられている被災者の方々のことを想えば、
悲しい気持ち、残念な気持ちにもなりますが
そんなときだからこそ心を揺さぶられて自分でも
何か役に立てることがあるんじゃないかと目覚めた
人々も多いはずです。
本当の幸せっていうのは何なのか、
みんなが幸せに生きていける社会ってどういうものなのか
そういったことを一人ひとりが考え、揺さぶられて、悩みながら
みんなでがんばっていければ、少しずつ世の中も良い方へ
幸せな方へ変わっていくはずだと信じています。
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今回のアンケートのコメントはこちらからご確認ください。
フェイスブックをやられてなくて見られない方はご連絡ください。
抜粋を用意しています。
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